わかめの旬は2月~6月頃。
主な生産地は岩手、宮城、徳島など。
わかめの薬膳的効果。
わかめは体にある余分な熱や水分を排出してくれる作用があり、気を巡らせる効果もあることで便通を良くしたり甲状腺の機能低下を改善すると言われています。
リンパ腺の腫れやむくみ、湿疹などの症状にオススメです。
また、わかめは体を冷ます「涼性」又は「寒性」の性質があり、炎症を抑えるので目の充血や吹き出物、便秘や発熱などの症状にも効果的です。
五臓の腎に作用して男性の性機能や女性のおりものを正常に保つ効果もあります。
海藻類のぬめり成分、フコダインは抗がんや抗菌の作用があり、アルギン酸には血中コレステロールの上昇を抑える働きがあります。
わかめ×たけのこ
和え物にします。
わかめもたけのこも水分代謝を促す作用があり、食べ合わせると相乗効果を得られます。余分な水分を排出して発疹や体のだるさを改善してくれる組み合わせです。
わかめ×ねぎ
炒め物にします。
わかめで余分な熱を取って、長ねぎで血液をサラサラにすることによって血圧を安定させる効果があります。
高血圧予防に良い組み合わせです。
わかめ×セロリ
スープにします。
わかめもセロリも食物繊維が豊富です。
便通を整えて、わかめで胃壁を保護します。
食べすぎた後日の食事調整に良い組み合わせです。
わかめは長時間加熱するとビタミン類が壊れてしまうので、加熱時間は短めにしましょう。