tosamimiの日記

日々思ったこと感じたことを書いてます。文句とGossipと、薬膳話。

ハモの話

 

 

ハモ(鱧)の旬は6月~7月頃。

主な生産地は熊本、大分、山口など。

 

 

ハモの薬膳的効果。

ハモは夏が旬の白身魚

胃腸の働きを高めて便通をよくする作用があるので、便秘に効果的です。

また水分代謝を整えるので余分な水分を排出し、むくみを取ってくれます。

むくみに伴う体の重だるさ、倦怠感を改善することから湿度がある梅雨時期や暑い夏にぴったりの食材です。

 

 

ハモ×山椒

ハモは体を強く冷やす「寒性」の食材。

単体では体を内側から冷やし過ぎるので温性である山椒や生姜を薬味にすると調和されて体を冷やす効果を緩和できます。

ハモの蒲焼きやハモのスープの仕上げに山椒を散らしていただきます。

 

 

ハモ×梅肉×青しそ

梅の持つ「酸味」は体を引き締めて多汗を防ぎます。

その他、尿や精液漏れ、慢性の下痢症状に有効。

梅のクエン酸が夏バテや疲労を回復してくれます。

青しそは温性で内臓から体を温めて食中毒予防を予防し、爽やかな香りで気血を巡らせてくれる効果があります。