海苔の旬は11月~3月頃。
主な生産地は佐賀、福岡、兵庫など。
海苔の薬膳的効果。
海苔は体の余分な熱を取る「寒性」の食材です。
体内の水分代謝を整えるのでむくみ、尿が少ない・出ない、排尿痛、脚気、しこりなどの症状に有効です。
熱を冷ます働きはイライラやのぼせ、目の充血、咳、痰、のどの不調改善にもなります。
また、神経細胞間で情報を伝達するのに欠かせない物質「コリン」も含まれていて記憶力を向上させるといわれています。
海苔×とうがん
スープにします。
どちらも利尿効果が高いので、体内の余分な水分や毒素を出してむくみをとります。
海苔×たたみいわし
和え物にします。
海苔もいわしも鉄分が豊富で簡単に和えるだけで貧血改善副菜の完成です。
柿、ぶどう、ざくろなどタンニンが多い果物と海苔を一緒に食すと、消化不良や胃腸障害を起こしやすくなるので注意が必要です。
海苔は寒性のため体を冷やし過ぎることがあります。
温かい料理にしたり薬味をうまく使って体を冷やし過ぎないようにしましょう。