セロリの旬は11月~5月頃。
主な生産地は長野、静岡、福岡など。
セロリの薬膳的効果。
セロリには体の余分な熱を冷ます作用があります。
春は自律神経が不安定で五臓の「肝」に熱がこもりやすく、イライラしたり怒りっぽくなりがち。
「頭に血が上る」とよく言いますが、怒ると顔が赤くなったり血圧上昇やめまい、頭痛、目が充血したりなど体にトラブルが出てきます。
怒りやイライラは気がスムーズに運行できなくなり、渋滞状態。
セロリで熱を冷まして気を降ろし、セロリの香りで気を巡らせます。
またセロリはカリウムが豊富なので排尿を促し、むくみにも良いです。
セロリ×豚肉
ゆで豚を使ってサラダにします。
セロリで余分な熱をとり、熱で失った潤いを豚肉で補います。
ほてり解消によい組み合わせです。
セロリ×しいたけ
スープにします。
どちらも血圧を下げるカリウムや食物繊維を含み、相乗効果で高血圧を予防します。
セロリ×いか
コレステロール値を低下させ、中性脂肪を減らしてくれるタウリンを豊富に含んだいかと組み合わせて炒め物にします。
余分なコレステロールを排除してくれるセロリとの相乗効果で、中性脂肪を効率よく撃退。
セロリもいかも五臓の肝に作用するので、肝の養生にはよい組み合わせです。
セロリは食物繊維が豊富なので胃腸が弱い人は過食に気を付けましょう。
食べる場合は生食を避け、筋をよくとってスープなど調理して食べましょう。