銀杏の旬は9月~11月頃。
主な生産地は愛知、大分、福岡など。
銀杏の薬膳的効果。
銀杏は五臓(肝・心・脾・肺・腎)の肺を潤す効果があり、秋~冬にかけて増える空咳、痰、喘息など慢性呼吸器疾患の症状に効果が期待できます。
緩んだ五臓を引き締める働きもあるので、尿漏れ、頻尿、おりものが多い、遺精などの症状には効果的ですが、尿が少ない人には不向きです。
近年では銀杏、イチョウの葉に免疫機能を調整する働きがあると言われています。
銀杏×干ししいたけ
銀杏の免疫UP作用に加え、干ししいたけが気を増やして元気をつけてくれます。
炊き込みご飯や茶わん蒸しがオススメです。
銀杏×豆腐
銀杏、豆腐を使ってスープに。
銀杏も豆腐も肺の働きを高めて潤し、咳を止めます。
更に鶏ガラを使うと元気を補えて、血を増やしてくれます。
生銀杏は毒性があるため十分な加熱が必要です。
加熱してもわずかに毒性があるので1日5~6粒に留めましょう。