tosamimiの日記

日々思ったこと感じたことを書いてます。文句とGossipと、薬膳話。

9月8日ー白露の話

 

 

 

本日は二十四節気の15番目「白露(はくろ)」です。

 

 

秋が進み、草花に朝露がついて白く見える頃と言う意味です。

大気や肌の乾燥も気になり始める頃なので肌への保湿をしておきましょう。

顔だけでなくボディーケアもお忘れなく。

 

 

 

東洋医学では心と体が繋がっている考えで季節によって情緒(心の動き・感情)が振り分けられています。

 

 

は「怒」

は「喜」

長夏は「思」

は「悲」

冬は「恐」

 

 

は環境が変わったり冬から春への移行で自律神経のバランスが崩れたりでイライラしがち。

 

は陽の気が盛んで気分も体も外へ外へ行こうとして上がってる状態。

推しの応援でキャーキャー喜び過ぎると実は心臓に負担かかってたりする。

 

 

長夏二十四節気で言う大暑から白露の間(7月23日頃~9月22日頃)の事。

「思」は、くよくよずっと「思い悩む」と言う意味。

長夏は五臓で言う「脾」で胃腸を表します。

くよくよ悩んで胃が痛くなった人は少なくないと思います。

 

 

は「悲しむ」または「憂う」。

 

数年前、母と電話してた時

「何か憂鬱で。悲しいって言うか寂しいって言うか。外見ててもため息でるし木から葉が落ちていくのが悲しい」

と言っていました。

 

特に生活の変化はなかったので鬱になったんじゃないかと思って心配しましたが、季節に沿って生きていると、こういう感情がでるのは自然の事なんだなと薬膳を勉強した後に合致した思い出があります。

 

 

冬は「恐れる」または「驚く」。

 

冬は五臓で言う所の「腎」に振り分けられます。

びっくりしたり驚きすぎたりすると腰を抜かしたりしますね。

小さい頃、怒られてビビっちゃっておしっこちびりそうになるのは心と体が繋がっていて感情が体に表れた状態です。

あまり恐れてたりビクビクしていると「腎」が傷つき老化が早まります。

 

 

これからの秋は「悲しい」、それも何に悲しいかわからない漠然とした悲しみが秋の特徴なので悲しみの感情が出てる事に気が付いたら「そういえば秋だったわね」くらいの感じで思いつめず過ごしてみてください。