あんずの旬は6月~7月頃。
主な生産地は長野、青森、福島など。
あんずの薬膳的効果。
あんずはのどの粘膜を潤わせて痰を除き、咳を止めます。
肌トラブル、便秘にも有効。
ベータカロテンが豊富で免疫力を高める一方で、酸性が強く食べすぎると胃粘膜を傷つける恐れがあるので多食は禁物です。
あんずの種は「杏仁」という漢方の原料ですが、生のままだと毒があるので食べられません。
あんず×りんご
あんずとりんごを一緒に煮てコンポートに。
どちらも食物繊維が豊富で便通を整えてくれる作用があります。
あんず×オレンジ
生のあんずとオレンジピールを煮込んでジャムにします。
甘酸っぱい香りが気を巡らせてくれて身心の倦怠感、ストレス解消に良いです。
お湯で溶いていただくと落ち着きます。
あんず×氷砂糖
どちらも肺を潤して痰や咳を止めます。
氷砂糖は体を冷やす「涼性」なので熱やのぼせにも良く、熱風邪に向いてます。
あんずと氷砂糖を同量にして10~20%の酢を入れて氷砂糖が全て溶けたらあんずシロップの出来上がりです。
咳がひどいとき、黄色い痰が切れないときなど水またはお湯で割ると咳止めシロップになります。