かぼちゃの話
かぼちゃの旬は5月~9月頃。
主な生産地は北海道、鹿児島、茨城など。
かぼちゃの薬膳的効果は胃腸の働きを助け、消化吸収を良くしてくれます。
かぼちゃは体を温めてくれる「温性」の食材です。
冷え性や冷えからくる胃痛・下痢・便秘の他、風邪予防にも良いとされます。
元気がない・出ない時など疲労回復にも良いです。
かぼちゃに含まれるコバルトという成分がインシュリンの分泌を高める作用があるので糖尿病にも良いとされています。
漢方では体の潤いが不足すると糖尿病になると言われています。
糖尿病予防にはかぼちゃ×豆乳。
糖尿病に良いとされるかぼちゃと体を潤す作用のある豆乳を組み合わてポタージュに。
便秘解消にはかぼちゃ×ごま
かぼちゃサラダにごまを和えたり、かぼちゃコロッケのあんに混ぜたりごまを衣にしたりアレンジは色々。
黒ごまより白ごまの方が油分が多く含まれるので薬膳では便秘改善には白ごまがよく使われます。
白黒どちらも便秘解消効果はありますが白ごまは便秘解消・肌の乾燥予防に。
黒ごまは美肌作り・骨の強化・白髪予防など効能が少し違うのでお悩み別で組み合わせても良いですね。
かぼちゃは素材を丸ごと食べられる「一物全食」の食材です。
ベータカロテンは皮に多く含まれてるので剥かずに栄養を丸ごといただきたい所。
種はカラカラになるまで天日干しして、ひとつかみの氷砂糖と適量の水を入れて半量になるまで煎じて飲むとのどの痛み・咳を止める効果があります。