キャベツの旬は以下の通りです。
春キャベツ3~5月。
夏キャベツ7~8月。
冬キャベツ1~3月。
主な生産地は愛知、群馬、千葉など。
キャベツの薬膳的効果。
キャベツは胃の働きを助け、消化不良や胃もたれの改善に効果があります。
胃腸薬で有名な「キャベジン」はビタミンUの別名で、胃粘膜を整える作用があり胃潰瘍・十二指腸潰瘍の予防や改善に有効とされています。
胃もたれ、胃痛があるときこそ積極的に食べると良いです。
また、五臓の「腎」を補うので疲労回復やスタミナアップに向いています。
キャベツ×鶏肉
スープにします。
キャベツも鶏肉も胃腸の働きを高めます。
胃を整えることによって消化吸収が良くなり、鶏肉を摂ることで血を増やします。
キャベツ×玉ねぎ×黒きくらげ×酢
キャベツをさっと茹でて和え物にします。
キャベツで気血を生成する胃の働きを整え、玉ねぎ、酢で体を温め気血の巡りをよくして黒きくらげで血トラブル(貧血や生理痛、更年期障害など)を改善します。
血栓予防に良い組み合わせです。
キャベツ×生にんじん=NG
生のにんじんが持つビタミンC酵素がキャベツの持つビタミンCを破壊してしまうので、組み合わせる場合はにんじんを加熱しましょう。
キャベツに含まれるビタミンCやビタミンUは水溶性。
切り口を水にさらすとビタミンが流れ出てしまうので注意しましょう。