tosamimiの日記

日々思ったこと感じたことを書いてます。文句とGossipと、薬膳話。

細目でぼーっと聞いてるくらいがいい話

 

 

美容師さんから聞いた話。

 

 

 

TVニュースにて。

観光客が温泉地へ向かうのにツアーバスや送迎バスを使わず、路線バスを使うことによってバスに乗れなかったおばあさんがインタビューを受けていた。とのこと。

 

 

「おばあさんはルーティーンで乗ろうとしてたのに可哀そうですね~」

「ね~」

 

 

なんて会話をしていた。

 

 

私はこのニュースを聞いただけで観ていない。

しかし。

 

 

見出しとアナウンス原稿が変われば全く違うニュースになると思った。

 

 

 

例えば「コロナの影響を乗り越え、観光客が戻ってきた」みたいなニュースの仕上がりにもできる。

おばあさんの言い回しはわからないけど、おばあさんのコメントも観光客が戻ってきたコメントにとれることもあれば、温泉土産店の店主にインタビューを撮り置いておけば差し込んで喜びのニュースにもできる。

 

 

15~30秒の情報で「観光客の迷惑行為」が「観光客戻ってきてめでたし」のニュースにもできると思うと、情報で国民をどうにでもできる機関だなと思った。

バレたらヤバいけど、今までの公開未公開の素材を切って貼って電波乗っけることも(作ること)できるんだよね。

 

 

生放送で間違えがあると即訂正が入るから「間違いがない情報を届けてる」感たっぷりだけど、本当のこととそうでないことと、そういうふうにしてちょうだい(広告PRなど)が絡み合ってあってなんだかなーな話。