せりの話
せりの旬は1月~4月頃。
主な生産地は、宮城、茨城、大分など。
せりの薬膳的効果。
せりは薬膳ではインフルエンザや風邪などによる熱をとる食材として使われます。
体にこもった熱をとって炎症を鎮め、水分代謝をよくする働きがあります。
ビタミンや鉄・カルシウムなどを豊富に含み貧血や高血圧、首や肩のこりを和らげる効果も期待できます。
せりの独特な香りや苦味はストレスを緩和する作用があります。
せり×ほたて
せりとほたてを使って和え物にします。
せりの香りでストレスを緩和し、ストレスで失われがちな亜鉛をほたてで補います。
疲労回復や倦怠感があるときにオススメのレシピ。
せり×かつおぶし
せりのおひたしにかつおぶしをプラスします。
どちらも鉄分が多いので貧血対策になります。
せり×ツナ×からし
下茹でしたせりにツナ、からしを和えて味付けします。
せりで鉄分を補給して気を巡らせ、ツナ(まぐろ)で体力回復し気血を増やします。
せりは熱を冷ます涼性なので熱性のからしで効果を中和し、香りでストレスを緩和させます。
せりはあくが強いですが市販のものはさっと茹でるだけで充分です。
自然のせりはあく抜き必須です。