今朝、6時台。
まだ寝ていた私は家のインターホンで起きた。
「誰だよこんな時間に…そういえば宅配届く日だ。いや、今は配達時間外だ。無視無視。」
止まらぬインターホン。
よく考えたらオートロックのインターホンは1度も鳴らず、最初から玄関先のインターホンが鳴り続けている。
近い。突破してる。こわ。
そのうち鍵穴をカチャカチャされ、ドアノブを押し引きされてるのがわかり恐怖が増す。
ピッキングされてもドアガードをしてるので大丈夫だと思いつつも、心拍数が恐らく100は超えてドキドキが止まらない。
そのうち鍵穴を触る音が「ゴリゴリ」変わり、インターホンも鳴り続けるので電源を切った。
これで帰ってくれ。
解決に近づいたと思ったら私の玄関ドアを「トントン…トントントン」。
ウソでしょ…
怖すぎるって。
鳴りやまぬトントン。
フロアの構造上、ドアの音は隣人にも響くので慌てた。
近所に迷惑はかけたくない。
ホラーすぎるけどドアスコープを覗いた。
知らない女性が立っていた。
怖すぎるけど女性か。
無視を希望だけどこれ以上、音出されても何も変わらない。
インターホンを切ってしまってるし、鳴らしてもらわないと通じないのでドアガードしたままドアを数センチ開けて勇気を振り絞って言った。
「部屋間違ってます。ここ〇号室です。」
知らない女性はドア上の号室を見て
「あ、すいm…」
と言って上の階段を登って行った。
予想はしていた。
女性は上に登ってすぐ、扉を開けて入室した音が聞こえた。
そう、階間違い。
この恐怖の時間は何だったのだろう。
たっぷり恐怖に震えたのに、まともに謝ってももらえなかった。
寝起きなのか酔ってるのかわからない状態の知らない女性。
(多分後者)
階間違いなら、上に住んでるのは金髪黒マスク兄ちゃんで女性は兄ちゃんの関係者ってことだ。
もう少し寝れるなと思ってベッドに戻ったけど、心拍数爆上がりから寝つけるわけがない。
寝れると思った時には上の階の物音がすごくて起きてしまう。
どうやら合流した女性と兄ちゃんが揉めている。
兄ちゃんの声は聞こえないけど、女性が取り乱して泣いてる声が聞こえてきたりする。
勘弁してくれ。
11時くらいまで時々大きい物音と女性の泣いたような声が続いた。
頼む。事件にはしないでおくれよ。
そんなに揉めるなら、もう君らは合わないよ。
執着しないで別れたらいいのに。
関係性は知らんけど、どうやっても切れない関係だったならばややこしい。
女性からしたら、男性と話したくて合鍵も持ってきたけど鍵合わないしインターホン出ないから必死だったのかもしれないけど、間違え+喧嘩は二重苦だって。
部屋間違えて申し訳ないなんて忘れてしまってて、目先の男女トラブルに集中してるんだもん。
そしてウソのように仲直りして、もう1回やり直したりするんでしょう?
ストレスかかりすぎて浅い眠りで「ミサイルが飛んでくる夢」を見た。
ミサイルが直線じゃなく自分の逃げた方へ曲がって飛んでくる夢。
災難な日。