マッシュルームの話
マッシュルームの旬は3月~5月、10月~12月頃。
主な生産地は千葉、岡山、山形など。
マッシュルームの薬膳的効果。
マッシュルームは体を温める「温性」で五臓の「腎」に働きかけます。
足腰の弱りや下半身の冷え、老化防止やアンチエイジングなどに効果が期待されます。
元気を補い、冷えが伴う虚弱体質に向いていて胃腸を整え、血流をよくして四肢の冷えなど改善してくれます。
五臓の「腎」は季節で表すと「冬」です。
冬に冬の養生をしておかないと体を壊したり、季節が変わる頃に体が追い付いていけません。
冬に冬の旬食材を積極的に摂りましょう。
マッシュルーム×たまねぎ×陳皮
マッシュルームに含まれるパントテン酸は免疫力を高める働きがあります。
パントテン酸は熱に弱いので、サラダに生のスライスマッシュルームを加えてドレッシングには陳皮を使います。
陳皮がなければレモン汁で代用しましょう。
イライラによって過食してしまう肥満予防によいレシピです。
マッシュルーム×えび
マッシュルームもえびも体を温めてくれて共に腎に働きかけて冬の養生によい組み合わせ。疲労回復にはトムヤムクンやパスタソースなどオススメです。
マッシュルーム×ブロッコリー
どちらも腎に働きかけます。
骨粗しょう症予防、耳鳴り、白髪、足腰の弱りや疲れやすい人に向いているレシピ。
ブロッコリーを茹でてマッシュルームをスライスし、黒すりごまをプラスすると3食材の相乗効果を得られ、冬用の温副菜になります。
マッシュルームは傷がつくとそこから傷んでしまうので水で洗わず、軽くふき取って使いましょう。