空芯菜の話
空芯菜の旬は6月~9月頃。
主な生産地は沖縄や九州地方の暖かい地域で栽培され、他に茨城、静岡、群馬でも流通しています。
和名はヨウサイ。
名前の通り、茎の中が空洞状。
空芯菜の薬膳的効果。
空芯菜は体の熱や老廃物を体外に排出して利尿、止血作用があります。
体を強く冷やす「寒性」のため夏バテ、鼻血、のどの炎症や痛み、皮膚の炎症・湿疹、便秘などにも効果が期待できます。
ベータカロテンが豊富で免疫力をUPさせるほか、ビタミンも豊富なので油と一緒に摂取すると栄養が体内に吸収されやすくなります。
空芯菜×にんにく
夏バテで食欲がない時には、にんにくをみじん切りにして炒め物に。
にんにくが食欲を増進させつつ、食中毒予防や殺菌をしてくれます。
空芯菜×梨
のどの渇きに。
どちらの食材も体を冷やす「涼・寒性」なので、できれば温かく料理した炒め物やスープにすると体を冷やしすぎなくて良いでしょう。
空芯菜は体を強く冷やすので、冷え性の方やお腹が弱い場合には控えめに。
シュウ酸が多く含まれるので結石のある方は食べすぎないようにしましょう。