tosamimiの日記

日々思ったこと感じたことを書いてます。文句とGossipと、薬膳話。

ラブホのアルバイト話

 

 

今週のお題「やったことがあるアルバイト」

 

 

印象が残ってるアルバイトの話を1つ。

 

 

かなり前の話だけど求人を見てラブホテルの清掃・ベッドメイクの1日体験をした。

給料が良かったのか、ただの興味だったのかは覚えていない。

 

 

基本3人1組で動いて1人はお風呂場、2人は客室掃除って感じだった。

新人の新人な私はほぼほぼ先輩とベッドメイク。

説明受けながらも手早く清掃は終わらせないとならないし、終わったら終わったでフロントから空室の知らせがくるのでまたすぐ出動っていう感じ。

 

 

何室か掃除し終わったら、私が最初にやる仕事を任命された。

それは、「1番最初に部屋に入って電気をMAXにする」こと。

 

 

簡単じゃんって思うかもしれないけど、結構な難易度。

お客さんが電気つけっぱなしで出て行ってくれてたらベッドのコントロールパネルまでスムーズに行けるのだけど、中には暗転して出て行く人もいて、真っ暗闇の中で電気を探さなければならなかった。

しかも私は1日体験の身。

部屋の間取りが全部違うのに、どうやって暗転の部屋を歩いて電気を見つけたのか今となっては不思議。

 

 

暗転から電気MAXにするちょっとした恐怖(荒れ具合、燃え上がり残骸)もあったりで綺麗な使いかたをした部屋だとほっとした。

 

 

枕元のコンドームを補充しながら、

「ラブホのコンドームって穴あけられてるって本当かな?」なんて裏表確認したりしちゃって。(空いてなかった)

 

防犯カメラで指示があったのか、お客さんと鉢合わせることもなくエレベーターで移動。

皆でエレベーター待ってる時に一室から盛り上がってる声が聞こえたけど先輩たちは日常だから無反応だった。

 

 

シーツ下に防水マットを仕込んだり、「毛」だけは絶対残すな!精神でコロコロが大活躍だったり。

何部屋周ったか覚えてないけど怒涛のようだった。

 

 

電気とコンドーム補充、ベットメイクが主だったけどベッドメイクの中腰が本当に辛くて大変だった。

シーツ交換でほこりも舞うから鼻水が勝手に垂れてくる状態で中腰労働。

朝6時にアルバイトが終了。

 

このままアルバイトを続けるか、今後の話もない感じで終わったから不採用だったよう。こちらも腰が大爆発したから無理だと確信した。

フロントを出たら外で立ち止まってしばらくぼーっとしてた記憶。

なのにそのまま30分かけて歩いて帰ったっていう。

 

ほんの数時間労働だったけど、忘れられない体験だった。