ドラマ、だが情熱はあるを観た。
お笑い芸人、オードリー若林さんと南海キャンディーズ山里さんの半生を描いらドラマ。
ほぼ実話の全12話。
配役を見た時、おいおいおい、若林さんはあっさり顔なのに濃い顔の高橋海斗さんはビジュアル違いすぎだろう!と思って観てたんだけど、薄さ濃さなんてどうでもいいくらいに高橋さんは若林さんだった。
声や笑い声までそっくり。
高橋さんのナレーションは若林さんだと思うくらい。
山里さん役の森本慎太郎さん、しずちゃん役の富田望生さん、春日役の戸塚純貴さんも特徴をとらえて似てる似てる。
でもものまね芸人さんのように誇張し過ぎてないから物語を邪魔しないしドラマに集中できる。
1人1人演技違うのに似てる加減バランスがまとまっていてどうやってそのバランスを維持してるのか。
俳優さんも裏方さんもすごいなぁ。
自分の葛藤とか歪みとか恥ずかしさをオープンにするのって勇気いるよ。
過ぎて消化済みだから今言えてるのかも知れないけど、奥底の闇とかこう思ってるって人に言うって度胸と勇気。
そして気にしない精神力。
そんな「たりないふたり」でも家族や新しい家族がいて。
理解してくれる味方が増えた。
腐って卑屈になってやさぐれても味方が増えたんだもんいいよね。
「たりないわたし」はそう思ったけど、2人は行動して「変わり始めた」から今があるんだよね。
住む世界が違い過ぎるけど、共感部分もあって面白いドラマだった。