ドラマ、マイ・セカンド・アオハルを観た。
主人公、白玉佐弥子は昔から「運」と「間」が悪く、学歴もお金もない社会人。
建築について学びたいと大学受験を挑むも失敗。
「こんなはずじゃなかった…」と思い、どん底の30歳を迎えてしまう。
そんな中、大学生の小笠原拓と出会う。
佐弥子が「あのとき大学にいってれば、今とは違った人生があったのに」と胸の内を話すと拓は「今からでも遅くないんじゃない?なればいいじゃん、大学生」と言い放つ。
拓のその一言で佐弥子の運命が大きく動き始める。
恋に勉強に夢に奮闘するラブコメディ。
全10話で北川亜矢子さん脚本のオリジナルストーリー。
相変わらず恋愛ドラマの挿入BGMが「海」とか駆け抜けるピアノ感とか爽快な曲で笑ってしまう。そうそう、っぽいぽい!っていうね。
作曲側も「どうせこういうの、好きでしょう?」って感じが伝わってくる。
年齢10歳差でも「グリコ、チョコレート、パイナップル」はやるんだね。
実際、今の子供にも浸透してるのだろうか。
だったらいつから始まったのか気になるところ。
佐弥子の努力がギュッと濃縮されたドラマだった。
気がつけば1人しかいなかった友達もたくさん増えて彼氏もいて片想いされて好きなこと学べて色んなものを手に入れたようだ。
こんなはずじゃ...って思ってるだけだと変わらないな。
やっぱり動かないと自分も周りも動きがない。
交通事故って避けられないパターンってあるけど佐弥子の場合、おっちょこちょいからきてる。
交通事故が多くて武勇伝っぽく語ってくる人たまにいるけど、今も絶賛事故ってますよと言いたい。
佐弥子役の広瀬アリスさんのコメディ演技が面白かった。
変顔っぽいのにキレイ。
役づくりって演者自身も演出側からも要望あると思うんだけど、安藤政信さんはどんな役をやっても髪型変わらないから容姿変更はNGだしてるんだろうな。
もう数十年同じ髪型な気がする。
イメージやコンセプトだとしても飽きないのかな。
最終回、佐弥子は揺るぎなく我が道を行く感じがしてよかった。