tosamimiの日記

日々思ったこと感じたことを書いてます。文句とGossipと、薬膳話。

うまいこと納まる話

 

 

この間、よくあるかつ丼をテイクアウトして食べたのだけど凄いことに気がついた。

 

 

 

 

カツ丼の端っこのお肉うまくない?

ロースかつ丼の端っこ。

 

 

 

 

過去のドラマ「健康で文化的な最低限度の生活」で吉岡里帆さんが新人ケースワーカーでとんかつの端っこが好きな役を演じられていた。

吉岡さんはドラマの中でとんかつが全部端っこのとんかつ定食をご褒美にしていた。

 

 

当時ドラマを観ながら「とんかつで敢えて端っこが好きな人なんてこの世にいないだろう」と思ってた。

 

 

とんかつはとんかつでしょう。

むしろ端はカットが小さくて損した気分になっていた。

 

 

 

食べたら真ん中のお肉と食感も違うし風味も違う。

脂なのか筋から旨味が出てるのか知らないけど香ばしくて「ギュッと濃い豚」って感じ。

それ以降、今までのロースとんかつ・ロースかつ丼の食べる順番が変わりました。

 

今までは端から順に食べてたけど、今は真ん中から食べて最後両端を残して端を最後に楽しんでおります。

ショートケーキのいちごやラーメンのチャーシューいつ食べる説みたいなのもあるし、好きだから最初に堪能する人、好きだから最後に締めくくりたい人色々。

 

まさか単純に食べてたとんかつに食べる順番をつけると思わなかったなぁ。

 

 

 

 

小さい頃、家族との食卓で。

父がイカの胴体しか食べずイライラしたんです。

私も胴体が好きだし他の家族もいるのに自分ばかり胴体のみ食べるから。

 

 

でも色々な人と話すと「イカは絶対エンペラがいい!」と言う人がいてへぇ!と思った。

エンペラ好きにはエンペラを選ぶ魅力があるわけで。

巻き寿司に至っては端っこが良いって言ってる人の理解はまだできないけど、比率はどちらかに偏るにしろ世の中結局バランス取れてて丸く納まってるのかなぁと思った。