餅の話
今週のお題「餅」
もち米の薬膳的効果。
もち米の旬は8月下旬~11月頃。
主な生産地は北海道、佐賀、新潟など。
もち米は昔から元気が出る食材として体力回復や母乳の出を良くするために食されてきました。
体を温める「温性」で、慢性疲労を改善してくれます。
温める効果で胃を温めて冷え性や冷えからくる下痢、めまい、頻尿、食べる量が少ない人や風邪をひきやすい人にオススメな食材です。
お米と栄養価はほぼ変わりませんが、お米は体を温めも冷やしもしない「平性」の食材です。
もち米×やまいも
体力をつけるもち米と気を補い消化を促す山芋でおこわに。
気力体力回復が期待できます。
もち米×かぶ
もち米をお粥にしてかぶを角切り、すりおろしを投入し煮込みます。
胃腸の調子が悪いときにオススメなレシピ。
餅の粘りは時には消化吸収を遅くさせます。
子どもや高齢者は食べすぎないようにしましょう。
また肥満症や目やに、目の充血や副鼻腔炎、更年期のほてりなど炎症や熱を帯びているときは体を温め過ぎてしまい症状がおさまらないことも考えられるので注意が必要です。