ドラマ、週末旅の極意~夫婦ってそんな簡単じゃないもの~を観た。
矢吹真澄と矢吹仁は生粋の仕事人間。
お互いが仕事人間であるが故に結婚してからの約10年、同じ空間で暮らし私たちはなにをもって夫婦なのか?真澄は仁に2人で週末旅を提案をする。
仕事一筋だった2人が各話ごとに描かれるテーマに沿って夫婦の時間を取り戻す旅ドラマ。
全8話。
夫役、吉沢悠さんだ。
別ドラマとは言え、観終わったばかりの「夫婦が壊れるとき」のクソ夫・真壁昴太がチラついてしようがない。
吉沢悠さんには悪いが、週末旅の初見で吉沢悠さんが映った時「え」っと思ってしまった。
まだ尾を引いてるっぽい。
同時に活躍してるな~と感心する。
2話の「誘惑」で仁は会社の後輩から誘われるのだけど、「キタキタ!お誘い!」とニヤついてしまったけど物語が違うのでクソ夫ではなかった。
夫婦って色んな形があるし、個々も違うし、何を幸せと思うかもそれぞれ。
人生には分岐点とか決断期って誰にでもあって。
独身を選んでも「結婚しないの?」「何で?」「理想高いんじゃない?」と言われ、
結婚したらしたで「子どもはまだ?」「初孫楽しみだね」とか言われ、
産んだら産んだで「2人目は?」などと言われる。
子が成長したらしたで受験がどうとか兄弟姉妹比べられたり。
見事にどれを選択しても誰かにプライバシーなことを突っつかれる。
デリケートな質問を気遣いもなくしてくる側は全世代に一定数いるのできっと余計なお世話質問をされる人は多いはず。
多いはずだから巡り廻って、「こんなプライバシーなこと聞いたら悪いわ」と改心する人が増えても良さそうなのに、減らない。
なぜならまずい質問だって気がついてないから。
何できいちゃダメなの?感覚。
わざと言ってくる人もいるけどね。
ドラマの中でも「待ってる」ということがキーワードになったけど、両方の立場で誰も悪くないから辛い所。
相手を尊重すると自分をおし殺しそうでドラマみたいにはいくだろうか…なんて考えたり。
旅先では実際あるホテルや料理、由縁など盛り込んでくれるからプロモーション臭がすごいけど、各所行ってみたいな~と思った。
2人はどうなってしまうのだろうと観てたけど、続編を考えると…てな終わり方だった。