tosamimiの日記

日々思ったこと感じたことを書いてます。文句とGossipと、薬膳話。

さらば、佳き日の話

 

 

ドラマ、さらば、佳き日を観た。

 

www.tv-tokyo.co.jp

 

ある地方都市に引っ越してきた新婚夫婦、桂一と晃。

仲睦まじく穏やかに生活を始めた2人には誰にも言えない秘密があった。

それは2人が兄妹だということ。

全8話で原作は漫画。

 

 

まー暗い。

ずっと暗い。

終始暗い。

こんなに暗くてメンタルもずっしりくるドラマを私はなぜ最後まで観れたのか。

理由は全くわからない。

世間体的にダメだとは分かっていても、自分の気持ちを抑えこんでも結局「欲」とか「理想」を人間は求めてしまうんだねって感じだった。

2人が良ければ私には無害だけど、近い人から同じカミングアウトをされたら正気で居られるだろうか。

 

 

写真たての家族写真の様子から、これは訳ありな兄妹だな?とは思ったけどただの贔屓だったみたい。

本当の兄妹じゃなかったら救われたのかもしれないが、ドストレート兄妹なのが都合よくできたドラマとは違って一生変わらない関係を思い知らされる。

 

メンタルやられながらもグイグイ行く妹とあいまいなヘタレ兄とその他登場人物は同性愛とか親子関係複雑で全体的に暗すぎるドラマだった。

原作のレビューを見ると絵がほんわかしていい。など意見があったのでドラマと漫画ではまた違う印象になるのかもしれない。

 

最後の方の「関係が進んだ1カット」、あれちょっときつかったなー。

もう少し、どうなの?え?そうなの?とどっちにも取れるような曖昧加減希望だった。

とうとう…ですかって感じの重み。

 

 

割と性別がどうで誰をどう好きになっても「いいんじゃない?」ってタイプだけど、最後のシーンで事情がわかったときに「え」って思ってしまった感情は正直な表れだと思うから、まだまだ自分自身のことを理解してないのだなと分かった作品でもあった。