夜中途中で目が覚める中途覚醒の体験談治し方教えてください。の話
お題「夜中途中で目が覚める中途覚醒の体験談治し方教えてください。」
毎日体調は変わるから、たまに寝れない起きちゃうってくらいならそういう日もあるよねって落着しちゃうけど、これが毎日続くと辛いですよね。
東洋医学では体の運営の基本である「気」「血」「水」で体のバランスをとっています。
この3つのバランスが崩れると体調に不具合がでたり、病気になってしまいます。
寝つきが悪い、夢が多い、中途覚醒などの症状は「血」が足りない「血虚(けっきょ)」、エネルギーや体力が足りない「気」の不足、「気虚(ききょ)」と診ることが多いです。
合わせて「気血両虚」と呼びます。
不調の根源は1つとは限らないのですが、血が足りないと全身に血と栄養が届きにくいので五臓六腑に不具合が出たりします。
それが脳なのであれば自律神経の指令が乱れて交感神経(活動的)・副交感神経(睡眠・リラックス)の優位がスムーズに行かなくなったり逆転したりしてしまう。
心臓は血液を送るポンプの役割だけれど、東洋医学的には「心」の1つの働きとしてメンタルを管理する臓器でもあります。
イライラして眠れなかったり、ずっと悩みこんだり、明日朝早いのに眠れない!という焦りのメンタルも大いに眠りには関係してくるので体側だけの問題ではないのです。
寝具や室温、騒音なんかも関係してくるので中途覚醒でもさまざまな角度から診る必要があります。
薬膳的には…
「気血両虚」には赤い食べ物、黒い食べ物、自然の甘味のあるものを食べましょう。
いちごなどベリー系、トマト、レバー、人参、黒ごま、プルーン、ぶどう、ひじき、黒米、黒豆、黒きくらげ、キャベツ、じゃがいも、かぼちゃ、米、もち米、いわし、サバ、うなぎ、鶏肉、牛肉、桃、はちみつ等、その他牡蠣、ほうれん草、イカ、タコ、落花生など。
イライラや精神不安にオススメな食材。
セロリ、パクチー、たまねぎ、らっきょう、蕎麦、オレンジ、みかん、ジャスミン、陳皮、えんどう豆など。
鶏卵、うずらの卵、小麦、蓮の実、牡蠣、あさりなど。
交感神経・副交感神経の優位は呼吸である程度調整できるので呼吸法をしてみるのも良いと思います。
アロマやお香、部屋の照明を暗めにするなどもオススメです。