私が学生のころは、ロケット花火やねずみ花火が流行りでよくやっていた。
なんか知らんけど、「こっち飛んでくるかも」と思ったら本当に自分目掛けて飛んでくる。
それはただの偶然。
飛んできたとしても飛んでこない確率の方が多いのだけど、飛んできた一瞬の衝撃で確率がバカになる。
偶然の低確率が高インパクトで「ほ、ほらね」って思う自意識過剰っぷり。
花火、目ついてないし。
好きであんたに寄って行ったわけじゃないし。
授業中、先生に当てられるのもそう。
いつも「くる、くる、くる!」って心で思ってても、何か目立ったことしてない限り万遍なく先生は指名してるだろう。
なのに低確率の高インパクトで「よく当てられる」と思い込んでる。
じゃがいもなのにインカのめざめだと思ってるキモさ、わかるかな。