タバコの話
薬膳や東洋医学を勉強していくと途中で「あっ」となることが結構ある。
勉強はいくらやっても尽きないし全部覚えられるわけもないし一生勉強しても追いつかないでしょう。
最初は何が何だかで言葉も専門用語でわからず勉強するけど「これってどう意味だっけ」と調べに走り本線からずれて進まない。
先生には悪いけど同じ質問を何回も何回もして。
徐々に確かこうだったと頭に入ってくるもなぜだかがわからなかったり。
私は元喫煙者で1日1箱を約5年吸っていた時の話。
喘息持ちなのに吸っちゃって。
完全に若気の至りと周りのせいにしちゃいかんが環境も相まって吸っていた。
タバコは「百害あって一利なし」完全にそう。
学会が百害あって一利ありました!って覆しもないから今でも吸っててメリットは全くないんだろうね。
わかっていても吸うのは体は拒否して症状で知らせてるのに脳がおかしくなってるから。
痰は絡むし、いがらっぽいし、髪や手は臭くなるし、血流も悪くなるし、胃液は過剰に出て細胞も死ぬ。
がんリスクも高くなって、骨粗鬆症や老け、不妊にもなりやすい。
当時吸ってて色んな症状がでたけどインパクトあったのが鼻の毛穴がボツボツでいちご鼻+鼻の角栓が飛び出る症状。
当時はどうしようもなく毛抜きで角栓を抜いたり毛穴すっきりパックなる鼻の表面をセメントの様なもので固めて剥がすような無茶な処理をしていた。
じゃないと角栓が立体に出てきてやばい。
部屋でくつろいでる時にふと自分の腕が臭い事に気づく。
副流煙が体に付いたか?と思ったけどそれだけじゃないと感じた。
体の内側から出た匂いだと。
それからかなり経った今「あっ」と思う。
通常は綺麗な空気を吸って細胞や全身に新鮮な空気を行きわたらせ、汚れた体内の二酸化炭素を吐いて毎日生きている。
タバコはどうだろう。
タバコの煙を吸い、吐き出す。
さっき言った百害を吸い、全身に巡らせ吐き出しまたタバコ2口目を吸う。
快感という名の麻痺状態でごまかしてますが体には悪影響でしかない。
東洋医学でいう肺は鼻と繋がってます。
いちご鼻…黒くなって汚れ詰まっちゃって。
そして肺の状態は皮膚にも表れます。
腕や体がヤニ臭かったのはやはりタバコのせいだ。
「乾布摩擦」ってやったことありますか。
私はやったことないですがちゃんと意味があるんですよね。
諸説ありますが渇いた布で皮膚をこすって血行を促進したり自律神経を整えたり免疫をUPさせる効果があるそう。
肺が弱る=免疫落ちて風邪などを引きやすくなるので乾布で皮膚を刺激して持ってる力を向上させる効果があるそう。
から咳が出る時は全く関係ないと思いがちですがボディークリームで皮膚を保湿してあげるといいんです。秋冬は必須。
まだまだ肺は繋がってて大腸にも影響してきます。
便秘し過ぎると行き場のない便の匂いが体臭として出るらしいと言う世にも恐ろしい話を聞いたことはないでしょうか。
難しい原理はわからないけどそれも肺と大腸が繋がってて表れる不調なんです。
意識高い系の人々が美肌(皮膚)のために発酵発酵言って腸活してるのはここに繋がります。
わからない事だらけで部分部分で勉強してある時に点が線に繋がって「あっ」となる。
結局タイミングでタバコを止めたわけだけど止めたら声の調子は良くなるし痰も出ない。毛穴は年相応に開いてるけど喫煙当時よりはキレイで角栓も出てないから洗顔くらいで特に何もしてない。
それも止めて割と早く良くなったと実感したのを覚えている。
タバコは嗜好品で好きにやりゃいいけど問題は副流煙だよね。
タバコはご自由にだけど吸うときは宇宙服みたいなの着て他人に副流煙の害を行かないシステムにして欲しいもんだね。
吸ってる当時は周りに配慮が足らなかったと反省。