3月6日ー啓蟄の話
「啓」は開く、「蟄」は土の中で冬ごもりをしている虫の事。
春の陽気で木々が芽吹き始め、冬ごもりしていた虫が冬眠から目覚めて姿をあらわす頃をさします。
自然に合わせて春の陽気に体が順応できれば良いのですが、冬の間に溜まった陰のエネルギーはいつまでも体を冷やします。
冷えは万病の元なので内臓から体を温めてくれる食材を選びます。
にら、にんにく、しょうが、ピーマン、シナモン、コショウ、花椒、黒砂糖、鮭、くるみ、エビ、羊肉、杜仲茶など。
(ほてりがある方は少量にするか控える)
また、春になって気温が上がると気・血・水の流れが変わって自律神経を刺激します。
春の陽気で気持ちもワクワクして昂ったり、イライラ、怒りで頭に血がのぼりがち。
めまいや頭痛も起こりやすいです。
イライラを引きずるのはストレス負荷になるので気分を転換するのも大切です。
気分の浮き沈み、イライラにはジャスミン茶、ミント茶、ローズティーでゆったりのティータイムがオススメです。
仕事中のデスクにオレンジ系のアロマも良いです。