少し季節を戻しまして。
冬は陰の時期でわかりやすくいったら冬眠の時期です。
寒さで体力が奪われるからじっとして暖をとり1年の疲れを癒しながらひそやかに生きていく時期。動植物も季節に合わせます。
「整体観念」と言う言葉がありまして、人の臓器や器官は単体で動いてるのではなく他の臓器や組織が作用しあって成り立ってるんですよね。
それぞれが影響しあってる。
自然と動植物もそうで気候や生活環境、食生活を自然に合わせて生きていく事が大切で自然に起こる事に人は逆らえないし、自然と自分のバランスにズレが生じたら病気になると考えられます。
春は徐々に陽の時期になるので冬の「内へ内へ」状態から「外へ外へ」の活発な時期になります。花も咲くし虫も活発になるし変態も現れやすい。
毎年、春は変態が活発になる。
常々変態は一定数いて多種多様。
シーズン関係なく活動されてるだろうが春はやっぱり動きたくて見せたくてリアクションされたくて皆に同時にやって来る「春の陽気」に踊らされて出没する。
これも自然の一部。
自然の中に私たちはいて、自覚しなくとも春夏秋冬に合わせて生きているんだなと思う。
自然のままで本能のまま生きて行ったらきっといいんだけど自然の中で動植物と共存するなら
ルールが必要。
独り舞台ではなく、みんなの自然なのですから。
理性がきかなくなるのも心と身体と自然のバランスを崩してる例です。
そんなに見せたけりゃいつでもどうぞ?
と言ってみると冬には出さない。
寒いからイヤだ。縮んで見えるからイヤだ。
そこには理性が働くんですね。
冬ならではの陰気がそうさせるのか。