tosamimiの日記

日々思ったこと感じたことを書いてます。文句とGossipと、薬膳話。

会陰は電源。の話

 

 

東洋医学の代表的な概念の1つとして「気」「血」「水」の他に「経絡」「ツボ」がある。

経絡とは気や血が流れる通路のことで、筋肉や皮膚などの組織の連絡網みたいな役割。

通常、体が調子良い時は気血はスムーズに流れて体の各所に必要なものが必要なだけ届いている状態。

 

しかし、経絡が滞ったりつまりがあると気血も停滞してしまって体に不調がでてしまう。

 

 

私自身、不調が出ると整体や鍼灸の力を借りて毎月メンテナンスをしている。

 

 

 

 

子宮に関わりが深い任脈(にんみゃく)のスタートのツボが「会陰(えいん)」。

 

 

会陰に始まり、腹部から一直線に上へ上がってあごの下の「承漿(しょうしょう)」で終わる。

会陰は女性は膣口と肛門の間、男性は俗に「蟻の門渡り」という部分を言う。

 

ようするにみんな大事な「アソコ」に会陰はある。

 

 

会陰から経絡がスタートするのだけど、会陰は鍼灸師さん、整体師さんも押してはくれないしお灸してくれない。

だって、アソコにあるから。

 

どこのツボから刺激しようが、会陰はスタート地。

会陰という電源をまず入れないと他のツボを押したって動かないので、まずは電源を入れることが大事。

 

 

そんなことを東洋医学に精通する産婦人科医に聞いた。

 

 

あれから数ヵ月。

 

鍼灸行く日に「会陰を押してから家出よう」と毎度毎度思うのだけど、施術台に上がった瞬間に「あ!押し忘れた!」と思い出す。

もう何回目だよ。

今日こそは!…でもう数ヵ月経ってる。

結局電源押さないで鍼打っちゃってるけど、会陰押して効果覿面だったらスゴイ話よね。

効果が実感できれば会陰押し忘れる日なんてないだろう。

次こそは会陰絶対押して効果の違いを感じてみたい。