ところてんの話
昔から暑い夏にはところてんのイメージ。
薬膳をやってると理にかなってるなと思うことが多い。
ところてんの原料となる天草、オゴノリなどの海藻は体を強く冷やす「寒性」。
火照った体を内側からクールダウンしてくれる。
暑くて汗をかくと、東洋医学では汗と一緒に「気」(体力エネルギー)も「血」も流れ出ると考えられ、体力を消耗する。
熱すぎるお風呂や長風呂、サウナや岩盤浴で汗をかくのも一緒。
なので失われたものを補うために、ミネラルいっぱいの海藻(血を作るのに必要)を摂るのはとても良い。
その日の体調に合わせて、散歩や山登りなど汗をかかないように行動するのも予防になる。
それにところてんって安いし火を使わないから暑くないし、食欲ない時でも冷蔵庫から出したら秒で食べられるから良い。