3月21日ー春分の話
昼夜の長さがほぼ同じになる日。
ここから先、夜より昼の時間が長くなり春分をはさんだ前後7日間を「春の彼岸」といいます。
「残暑は秋の彼岸までにおさまり、余寒は春の彼岸までに和らぐ」
「暑さも寒さも彼岸まで」という言葉がある通り、間もなく寒さも和らぎますが油断は禁物です。
春は風が強いので首筋、下半身の冷えには注意が必要です。
温かいお茶をとったり、山菜の苦味をとって冬の間に溜まった老廃物を外にだすと春に順応しやすくなるでしょう。
陰陽説で言うと冬は「陰」で徐々に陽が出てきて「春」になります。
体で陰陽を分けると上半身が陽、下半身が陰。
なので春はめまい、頭痛、涙目、吹き出物、鼻水、咳、喘息など上半身に症状がでる事が多いです。
冬に続き、春になっても保湿は大切です。
春の風は乾燥し、花粉や黄砂・PM2.5などが舞って乾燥した皮膚から異物やアレルゲンが侵入して肌トラブルに繋がります。
全身の肌への水分補給をしっかりして保護することによって体のバリア機能を高めます。