いもくりなんきん話
年々、いもくりなんきんが好きになってゆく。
子供の頃は全く興味が無くて食卓に上がるとテンション上がらなかった。
特にかぼちゃ。
私の中ではかぼちゃはスイーツ。
祖母が作った醤油ベースのかぼちゃの煮物が好きじゃなかった。
しょっぱ甘いを処理しきれなかったみたい。
今もかぼちゃは醤油使わないし、そぼろあんのかぼちゃの煮物みたいな「おかず」ぽいかぼちゃ料理はしない。
塩で煮るか、スープあとはスイーツ作りに使うか。
さつまいもブーム到来。
焼き芋はホクホク派かネットリ派かの質問どうでもいい。
さつまいもが美味しすぎる。
さつまいもも私の中ではスイーツ分類。
おかず扱いだと筑前煮に入れるくらいで他はパウンドケーキやらさつまいもガトーやらを作る。
今はネットでレシピが沢山見つけられるので自分の好みのレシピに巡り合える率もなかなかない。
この秋は大学芋のレシピが目に入って来て作りました。
揚げてなんやかんやして工程が面倒なイメージ。
今や揚げなくても「揚げ焼き」なる言葉があるから簡単に無駄なく出来ますよね。
やーでも絡めるあんと言うかソースがガチガチで飴みたいになって歯持ってかれるイメージだったんですよ大学芋。
醤油やらみりん砂糖をとろみ出るまで煮詰めて揚げ焼きしたさつまいも絡めて黒ゴマ振ってはい!ガチガチみたいな。
出来たては美味しいに決まってるけど。
で、で、そのソースを煮詰める時に「酢」を入れると飴みたいにガチガチにならないんですって。
料理してる人からすると「何をいまさら」と思うかもしれませんがこの
お酢マジックを知らなかった私はおおおおおお!と思ったのでした。
科学的マジック的衝撃。
実際作ったら程よいとろみで酸味も気にならないし冷めてもいける。
正月にいりこ、くるみ、マーマレードジャム等で田作りを作ってるのですが火加減とタイミングでガッチガチのバッキバキの田作りを完成させてしまった事がありました。
この田作りソースにも酢入れたらいいんじゃないか?
口内と歯をヤラレル田作りなんかで穏やかな正月が迎えられるはずはない。
酢すごー
年末は酢入りの田作り作ってみよう。