tosamimiの日記

日々思ったこと感じたことを書いてます。文句とGossipと、薬膳話。

ほおずきの話

 

 

花屋に寄り道。

重陽節句用にピンポンマムと何かを合わせようとしたんだけど何か色々悩んじゃいまして。

 

9月10日は中秋の名月だったようで「お月見セット」なる花束を発見しました。

菊、すすき、ほおずきのセット。

 

菊も入ってるしすすきも季節感あっていい。

値段も予定より安く済んで満足。

決め手はほおずきでした。

 

 

魔除け用に玄関にドライほうずきを飾ってるのですが覚えてないくらいずーーーっと飾ってあって実も葉もクリーム色になりカサカサ状態が続いてました。

多分3年は放置してたかも。

 

いつでも捨てる事はできたんだけど玄関から取り除いてしまったら変な事が起こるんじゃないかと思ったら取り切れなくてですね。

何かの強迫観念的な。

そんなに放置して効き目が続いてるのかもわからないし、そもそもどう思うかは自分次第な感じですよね。

 

今日捨てようかと何度も思ったけどほおずきが手に入ったら捨てようと思ってたのでようやくカサカサほおずきとお別れしました。

早速、新しいほおずきを玄関へ。

すっきり。

 

ほおずきはお盆時期に出回るらしいのですが自分が行く花屋では取り扱ってないのです。色的にハロウィンの時期にもあるかなぁ。

たくさん手に入ったら透かしほうずきも作ってみたい。

葉脈が繊細で可愛い。

 

貰い物で始まった魔除けほおずきでしたが調べてみると

金運UP、運気上昇、良縁到来、無病息災など効果があるそう。

 

こんなに効果あったら余計ほうずき外せなくなるじゃないか(´_ゝ`)

なんて思ったり。

インテリアにしろ色はげはげカサカサはかっこ悪いから定期的に替えようと思いました。

 

 

キャンプの話

 

 

今週のお題「キャンプ」

 

 

 

しばらくキャンプしてないな。

キャンプしようよ!って自分から言わないから確率も減るわな。

キャンプは少人数制に限ると思っている。

多くて4人。

それ以上になると色々疲れちゃうから「疲れたけど楽しかった」じゃなくて

「楽しかったけど疲れた」の方になってしまう。

何したってキャンプは疲れるから気心知れるメンバーでやりたい。

 

小さい頃のキャンプはわくわくして、テントや寝袋使うのも楽しみだったけど今は泊まりのキャンプなんて無理だな。

焚火やら炭で燻られ風呂入りたくて仕方が無くなる。

海キャンプなんて体中ベタベタ。

寝心地悪くて熟睡なんて絶対できないし99%朝めっちゃ寒い。

ムシ!虫問題。切実。

寝室やトイレがしっかりしてるキャンピングカーは体験してみたいかも。

 

昼前にキャンプ場ついてBBQして夕方帰るがちょうどいい。

 

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9月9日ー重陽の節句の話

 

 

9月9日は日本の五節句のうちの1つ「重陽節句」です。

 

 

●1月7日 人日の節句(七草の節句) /七草粥 

●3月3日 上巳の節句(桃の節句)  /ちらし寿司 桃酒

●5月5日 端午の節句(菖蒲の節句) /柏餅 ちまき

●7月7日 七夕の節句(笹竹の節句) /素麺

●9月9日 重陽節句(菊・栗の節句) /栗ご飯 

 

 

9月9日「重陽節句」は平安時代の初めに中国から伝わってきたとされています。

菊の花を飾ったり、菊の花びらを浮かべたお酒を楽しんだりして長寿や無病息災を祈願します。

 

 

古来中国では奇数は縁起がいい「陽数」、偶数は縁起が悪い「陰数」と考えられ

陽数が最大値である「9」が重なる9月9日を「重陽」と呼び節句の1つとしました。

 

 

また「くんち(9日)に茄子を食べると中風にならない」という言い伝えもありあす。

くんちとは九州北部で行われている秋の収穫を祝うお祭りの事です。

中風とは発熱や悪寒、頭痛などの総称。

現在では毎年新暦の10月に行う事が多いですが、旧暦の9月9日重陽節句

「茄子の煮びたし」や「焼き茄子」などを茄子料理を食べて不老長寿や無病息災を祈りました。

その他、秋の収穫時期と重なるため「栗ご飯」を食べてお祝いします。

 

 

 

食以外の行事

 

「菊の着綿」

重陽の日に菊の花に植物染料で染めた黄色の真綿を被せて、翌日早朝に朝露を含んだ真綿を花から外してその綿で体を拭けば菊の薬効が効いて無病となるいい伝えられています。

 

 

「菊湯・菊枕」

重陽節句の日は菊を湯舟に浮かべた「菊湯」に入り、乾燥した菊の花びらを枕に詰めて眠る「菊枕」がある。

菊の香りによって邪気を払うと信じられています。

 

 

「菊合わせ」

大切に育てた菊を持ち寄って美しさを競う催し。

 

 

菊の花は薬膳効果的にも、とても重宝します。

熱を鎮めたり炎症を抑えたりするので喉の痛みや腫れ、頭痛など風邪症状に有効です。

薬を常備するように乾燥した菊花を常備しておくと使えますよ。

熱っぽい風邪の初期症状には緑茶に菊花を入れてを飲むと良いです。

またドライアイや眼精疲労・目の充血など目のトラブルにも菊花がおすすめです。

 

 

 

9月8日ー白露の話

 

 

 

本日は二十四節気の15番目「白露(はくろ)」です。

 

 

秋が進み、草花に朝露がついて白く見える頃と言う意味です。

大気や肌の乾燥も気になり始める頃なので肌への保湿をしておきましょう。

顔だけでなくボディーケアもお忘れなく。

 

 

 

東洋医学では心と体が繋がっている考えで季節によって情緒(心の動き・感情)が振り分けられています。

 

 

は「怒」

は「喜」

長夏は「思」

は「悲」

冬は「恐」

 

 

は環境が変わったり冬から春への移行で自律神経のバランスが崩れたりでイライラしがち。

 

は陽の気が盛んで気分も体も外へ外へ行こうとして上がってる状態。

推しの応援でキャーキャー喜び過ぎると実は心臓に負担かかってたりする。

 

 

長夏二十四節気で言う大暑から白露の間(7月23日頃~9月22日頃)の事。

「思」は、くよくよずっと「思い悩む」と言う意味。

長夏は五臓で言う「脾」で胃腸を表します。

くよくよ悩んで胃が痛くなった人は少なくないと思います。

 

 

は「悲しむ」または「憂う」。

 

数年前、母と電話してた時

「何か憂鬱で。悲しいって言うか寂しいって言うか。外見ててもため息でるし木から葉が落ちていくのが悲しい」

と言っていました。

 

特に生活の変化はなかったので鬱になったんじゃないかと思って心配しましたが、季節に沿って生きていると、こういう感情がでるのは自然の事なんだなと薬膳を勉強した後に合致した思い出があります。

 

 

冬は「恐れる」または「驚く」。

 

冬は五臓で言う所の「腎」に振り分けられます。

びっくりしたり驚きすぎたりすると腰を抜かしたりしますね。

小さい頃、怒られてビビっちゃっておしっこちびりそうになるのは心と体が繋がっていて感情が体に表れた状態です。

あまり恐れてたりビクビクしていると「腎」が傷つき老化が早まります。

 

 

これからの秋は「悲しい」、それも何に悲しいかわからない漠然とした悲しみが秋の特徴なので悲しみの感情が出てる事に気が付いたら「そういえば秋だったわね」くらいの感じで思いつめず過ごしてみてください。

 

 

栗の話

 

 

秋に近づいてきました。

店で甘栗炒ってるのを見てもう秋か~なんて思いながら素通りしただけで一瞬にして髪にいぶした煙の匂いがつく。

(*´з`)萎え。

 

 

今日は栗の話。

旬は9月~10月で生産地は茨城、熊本、愛媛など。

 

 

栗って美味しいけど今まで欲してこなかったです。(美味しさ<剥くの面倒)

薬膳的効果を知ってから栗を積極的に食べるようになりました。

 

 

栗は体を温める「温性」で血行を良くします。

血行を良くする一方で止血効果もあり、鼻血や吐血、内出血などにも効果的です。

 

 

また五臓の中の「腎」に作用するので足腰を丈夫にし、加齢による尿失禁や頻尿などの症状を和らげます。

老化防止につながります。

 

 

秋は空気が乾燥して風邪など感染症も増えてきます。

栗は余分な水分を排出してくれるので痰を出しやすくしたり咳止め効果もあります。

 

元気もつけてくれて胃腸も整えて風邪症状や尿トラブルにも対応でき老化を防止してくれるならもりもり栗を食べたい!

ですが栗の食べすぎは消化に宜しくないので1日10個程度にしたほうが良さそうです。

胃腸が弱いと自覚してる方は様子を見ながら召し上がってください。

 

 

栗の渋皮には抗酸化作用のあるポリフェノールが多いので美肌には渋皮付きで調理すると良いです。

渋皮煮だと栄養逃さず煮汁ごと食べられるのでいいですね。