tosamimiの日記

日々思ったこと感じたことを書いてます。文句とGossipと、薬膳話。

最近おもしろかった本の話2

 

 

今週のお題「最近おもしろかった本」

 

 

最近と言うか去年読んだ本。

 

 

「話を聞かない男、地図が読めない女」

アラン・ピーズ+バーバラ・ピーズ/藤井留美=訳

 

 

2000年単行本。

2002年11月第一刷文庫。

 

 

有名な作品でもっと早く出会いたかった本。

 

 

男性ってこうだよね。女性ってこうだよね。って感じる事はずっとあったけど、そもそも男脳・女脳の使ってる範囲や場所が違って言葉のない頃から男女は役割が違うということ。

 

さまざまな例が本にぎっしり書いてあって、あるあるトラブルや行動パターンをわかりやすく解説してくれている。

 

生まれも育ちも好みもバラバラな個々が一緒にいてよそはよそ、うちはうちでいるはずなのに揉めたり喧嘩の原因が自分たちだけじゃなかったんだ!と思う一冊かも。

 

 

男は空間能力が優れていて地図を読んだり縦列駐車が得意。

女は察知能力に優れていてコミュニケーションが得意。

 

 

男は空間能力抜群なのに。

「男はバックミラーだけで縦列駐車を難なくやってのけるのに、女のGスポットを見つけられない。」

 

この一文好きだわー。

 

 

 

 

本文とは別に要所要所格言みたいなのが挟まってくるのですがその文もまたいい。

 

 

「真夜中、蛇口から水がぽたぽた漏れている。女はいらいらするが、男はどこ吹く風で眠ったまま。」

 

 

「男は入くんだ裏路地でも、A地点からB地点まで的確に移動できる。だが、同時に色んな話題でしゃべっている女たちの中に放りこむと、男は完全に道に迷う。」

 

 

 

「女は話すのと聞くのをいっぺんにやりながら、そのうえ不器用な男をなじるという芸当をこなす。」

 

 

などなど。

 

 

 

他に簡単なテストもあって面白かった。

挿絵も味があっていい。

難しすぎず勉強になってクスっと笑える。

 

 

 

後に出た"言葉でわかる「話を聞かない男、地図が読めない女」のすれ違い"も気になるから読んでみようと思う。