らっきょうの旬は5月~7月頃。
主な生産地は鹿児島、鳥取、宮崎など。
らっきょうの薬膳的効果。
らっきょうは「薤白(がいはく)」という生薬名で漢方薬に使われています。
気を強く流して血管内の老廃物を排除してくれるので、胸や心臓の痛みなどに用いられます。
体を温め、発汗を促す作用があるため冷え性や便秘・下痢、寒さを伴う風邪のひき始めにオススメな食材です。
温める作用が強いので発熱してる時や腫れや炎症がある時は避けた方が良いです。
玉ねぎやにんにく、らっきょうに含まれる硫化アリルという成分は粘膜を刺激するため
食べすぎには注意が必要です。
胃腸が弱い人、胃潰瘍がある人は常食しないほうがよいでしょう。
らっきょうは気を巡らせるので鬱々とした気持ちをスムーズに流してくれたり、気の上昇を降ろす作用があるので喘息や吐き気にも効果が期待できます。
らっきょう×鶏肉
体を温めるらっきょうと、元気を補ってくれる鶏肉で炒め物やスープに。
冷え性改善の組み合わせ。
らっきょう×たまご×豚肉×米
精神不安などを改善するたまご、元気を補う豚肉・米、ストレスで停滞した気を巡らせるらっきょうを使って「ストレス解消炒飯」に。
豚肉などのビタミンB1はらっきょうと組み合わせるとビタミンB1の吸収率が良くなります。