昨日の胃カメラの話番外編。
西洋医学の胃腸って消化吸収して便になる流れだけど、東洋医学では西洋医学の働きプラス胃腸(脾)で「気・血」が作られると考える。
気=元気、やる気、エネルギーなど。
血=血、潤いなど。
気血が作られないと体力無くてヘロヘロで回復も遅く貧血、めまい、手のしびれや婦人科の不調などに繋がります。
要するに具合悪い状態。
胃腸の働きが悪いと予想通り動きが悪いから栄養の吸収も悪いし遅い。
そもそも頑張って栄養を考えた食事を摂っても栄養を吸収する力がないので思ったほどの栄養にはならない事が予測できる。
そして脾(胃腸)は「生痰の源」(せいたんのみなもと)と言われていて、
胃腸が悪いと体内の水分代謝がうまくいかず溜まりそれが痰になる。
風邪でもないのに痰が出る人、肥満体質の方は胃腸に注目して対策した方がいい。
何にしても脾胃は生きるための土台。
食べて明日や明後日に繋がる。
私の場合だと胃にピロリ菌がいるわけだ。
知らず知らずピロリを胃に飼い、ピロリの影響で委縮した胃は本来の活動ができなくなってる。
そして気血も作りづらくなってることでしょう。
もっと早く、例えば20歳になったらピロリ菌検査必須だったなら絶対胃の状態違ったよなと思う。
受けるか受けないかは自由だったとしても"20歳になったら受けましょう"とうたってたら早くから知れる・治療できる選択があったのにな。