アレルギーっていつからその言葉が馴染んだんだろうね。
allergyと言う用語はオーストラリアのウィーン大学小児科にいたフォン ピルケ先生が1906年に初めて使ったとされ、ギリシア語のallos(変じた)とergo(作用)が語源で体を守る仕組みである免疫が変じて有害な作用を起こしてしまう事を表現した言葉らしい。
現代では何かしらアレルギーを持っている自覚者が増えているのでその辛さや共感、情報共有してると思われます。
アレルギーなんてなりたくないし、望んでる訳でもない。
意思とは反し、体が勝手に反応してしまうので症状によっては重軽症あります。
食べ物なら見て避ける事は出来ても花粉や化学過敏症は避けられない。
いかに吸い込まないか触れないかを考えるしかない。
鈍感なのか自分の力に自信たっぷりなのか知らんけど、アレルギーを「気のせいでしょ?」とか「ただの好き嫌いだろ」って言う考えの人がまだまだ沢山いる。
これだけ何かしらアレルギー患者増えてるのにお前さんの周りにはアレルギー患者がいないのか?
はたまた人の話をよく聞いてない人なんだろう。
血液検査でアレルギー項目調べて控えてる者に対して
「じゃじゃじゃじゃじゃじゃあ、体に反応出た事あんの?」
「アナフィラキシー出た事あるの?」と詰め寄って来る。
そういう事じゃねんだわ。と
うんざりするが理解が出来ない人、「もし自分が」と想定、想像できない人なのでぐっと堪える。
子供がアレルギーで給食の牛乳飲めないだとかいじめで無理やり小麦食べさせられて気失ったニュースとか見た事ないんか!とも思う。
自分の可愛い娘がアレルギー体質だったら苦労や辛さ目の当たりにするだろうし、こんな発言絶対しないだろうに。
人と会話してると意見Aと意見Bがあるから話が盛り上がるわけだけど、自分のホンネではなく、気を遣って反した意見をいう役割をしたとしても「気のせい」は反則。
そういう道を通らない人生だからって「ただの好き嫌い」って言う言葉は今やハラスメントの域だと私は思う。
外食いってもさ、メニュー頼むときは避けるけどお通しがアレルギー食材出てきたりするんです。
それは仕方ないし最初に伝えてない&言う前に出てきたパターン。
「この食材アレルギーなんで」と伝えると
「あそうなの?」と言ってアレルギー食材だけをを箸で抜いてそのままそのお通し出す人いるんだよね。
悲しい事に食のプロなのに。
その人もアレルギーについて学んだ経験はなく、アレルギーに無縁で周りにそういう人がいないんだろうね。
自分に無縁な事は世の中にある過ぎるけど人から話聞いたり話題になったりしそうなもんだけどね。
相手の立場になって考える事は歩み寄り大切だけどどうしても理解出来ないからぶつかってしまうよね。
事故の加害者と事故の被害者は相手の立場にはなれないもんです。