昨日放送のマツコ&有吉 かりそめ天国であんかけ料理が好きな投稿者から2人が思う最強のあんかけ料理は何?と言う話題になりマツコさんに起こる不思議な現象が紹介されていた。
あんかけ料理をひと口、ふた口食べたらとろとろだったあんがシャバシャバのスープ状になるとの事。
(;゚Д゚)私も全く同じ。
自宅で麻婆豆腐やあんかけ焼きそばを作っていたのですがどうもあんがシャバシャバになって悩んでました。
数年前に何でだろう?と思ってネットで調べて、水溶き片栗粉に完全に火が通ってない
説を見つけてそんなはずはないけど加熱短かったのか?と思って試してみました。
水溶き片栗粉を入れてもうグツグツにマグマ的に煮てガッツリ火通してアツアツご飯の上に麻婆豆腐を乗せて麻婆丼の出来上がり。
食べたらまあ普通に美味しい。
他のおかずに手を付けTV見ながら味噌汁飲んでふた口目食べて咀嚼して次に麻婆丼を見たらもうシャバシャバ。
なんで。まただ。何でだろう。これでもかって位火を入れたのに。
まだ食べ始めたばかりだから丼の中には沢山入ってる。
シャバシャバで汁だけ米の下に行ってしまって何にも美味しそうに見えない。
料理のプロではないし、一般家庭だから火加減が弱かったのか豆腐の水切れがうまく出来てなかったのか結局なぜそうなったかわからず、知り合いの料理人に聞いてみよう~っと思って数年経ってました。
で昨日。
かりそめを見てこれだと納得がいった。
唾液に含まれるアミラーゼの仕業らしい。
アミラーゼとは膵臓や唾液腺が作り出す消化酵素でデンプンやグリコーゲンを分解することで消化を助ける作用があるそう。
デンプン=片栗粉ですもんね。
道理でそうなるわけだ。
箸やスプーンの唾液なんて大して付いてないように思うけどデンプンを分解するシャバシャバスピードみたら瞬間から反応してんだなってわかりますね。
衝撃だったなーこれだ!謎が解けた。
スッキリした半面、あんかけをとろとろアツアツな状態で最後まで食べきる事は一生できないんだなと悲しくもある。
原因がわからなくてあんにする事は少なくなっていったけどますます水溶き片栗粉は使わなくなるだろうな。
なんだろう。じんわりする土曜の夕方。